タイタニック
に君は乗っている。氷山に激突し巨大な船体はどんどん浸水し傾斜は強くなっていく。
火夫たちはもう船底から逃げ出すことはできないが船の力を維持するために、尊い精神のもとで必死に石炭をくべているのでまだ電気は保たれている。しかし、この巨船が沈むのは時間の問題だ。ボートは人数分はない。もともと人数分そろえられていないのだ。君はしっている。この北大西洋で海に落ちれば数分で体が凍え死んでしまうことを。また、デッキから数十m下の海面まで飛び降りるのも衝撃で体が破壊されることを知っている。生きるにはボートに乗るしかない。いま、号笛のもとボートがゆっくりと下ろされてるが乗っているのは女と子供たち。(それも一等船客だけ)男は乗せてもらえない。士官たちはピストルを抜いて乗客に命令を遂行させている。「女、子供が先だ!」と。
君の後ろにいた紳士が「私は自室にもどるよ。一番良い服を着てスコッチでものみながら最後の時を待つことにするよ」といって階下に消えた。もう一人の紳士はどこからか女性のドレスをもってきてそれを着ようとしている。大きな帽子で顔を髪をおおった。「私はあきらめない。人間諦めたら終わりじゃないか。」彼は女装してボートに乗りこむつもりだ(実際にあった)
さて、君はどちらを選ぶか?
そう。ここで問われてるのは、見苦しくないように引き際をわきまえているか?
あるいはみっともなく恥知らずといわれてもあきらめないか?
ということ、よく「人間諦めたら終わり」という。恥知らずなことまでしてもあきらめないことは正しいか?
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